昨日、マニアックで刺激的なトークイベントにゲスト出演しました。
題して、「荒俣宏の魚観察(うおのぞき)ナイト2~魚観察磯遊びカルチャー」
at 東京カルチャーカルチャー
「魚観察・磯遊びを、釣りやダイビングのような立派な文化にしよう!」
という志のもと、専門家御三方が主催されているイベントの、第2回です。
その専門家とは…
1人目は、作家・博物学研究家の、荒俣宏さん(with ミドリフサアンコウ)。
2人目は、マメチ・プロダクション代表・フィギュア作家の、さとう俊さん。
3人目は、海洋生物・干物研究科の、新野大さん(with クラゲ)。
そこに、ゲストとして岸壁採集家の黒柳都夫さんと、
岸壁採集家・フィッシュヒーラーの鈴木香里武が加わり、
流れ藻につく稚魚の魅力、身近な港に潜むロマン、海の生命の不思議さについて
アツ~~~く語りました。
魚に詳しい人にとっては仰天、知らない人にとっては意味不明な貴重写真を交えてのトーク。
もはや写真ジャンケンのよう。
それでも、やっぱり好きな人はいるものですね。
会場は満席でした。
荒俣さんのコーナーでは、流れ藻に関する壮大な歴史が披露されました。
まさか日本の古典とあの有名な世界の都市伝説とが繋がるとは!
あっぱれです。
「どうだ、この美しさ!」とドヤ顔で語るカリブ。
まあ、言ってしまえば、自己満足の自慢話なんですがね。
写真は、昨年出逢ったクラゲウオの幼魚(超珍魚!)。
「テッテレ~!キンギョハナダイのミイラ」
こうしたアブナイ実物もちょいちょい登場しました。
僕の一番の趣味で、しかしマイナーな趣味である魚探し&観察について、
こうしてたくさんのお客さんの前でお話しができる日が来ようとは!
それも、幼少期から憧れていた大先輩のイベントで!
感無量です。
磯遊びや魚観察は、まだまだ誤解を持たれやすい活動です。
今後、島国日本が誇る立派な文化活動として認められるよう、
荒俣さんをはじめとする師匠の皆さんと共に、
ロマンの発見に尽力して参ります。
イベントページ: http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_141208204770_1.htm
すごいです