株式会社 カリブ・コラボレーション

カリブの「勝手に ベニスに死す 続編」

念願だったイタリアに行きました。
この旅でのミッションは2つ。

・ヴェネツィアで「ベニスに死す」気分を味わうこと
・ローマで○○のために××を見ること (例によってヒミツ)

というわけで、やってしまいました。
勝手に「ベニスに死す」。
5年前に作った僕のこのユニフォームは、
今日のためにあったと言っても過言ではありません。

知ってる人は知っている、タージオ。
すみません、年齢も顔の完成度も違いました…。
近いのは天然パーマぐらいでしょうか。

早朝に出歩くと、こんなに静かなヴェネツィアを楽しめるのです。
朝5時。オススメです。

水好きの僕としては…「住みたい!」の一言です。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼から見渡すヴェネツィア。
せっかくの美しい景色をぶち壊しにする怪しいグラサン男。
中央に見える鐘楼のある場所が、有名なサン・マルコ広場です。

旅行に行くと、必ず訪れるチェックポイントが魚市場。
どんな魚が取れるのか、どんな魚を食べるのか、
そしてどんな並べ方をするのかが、場所によって様々で興味深いです。

写真はタチウオの仲間。
尾びれがあるから、タチモドキかな?
ずいぶん目が大きいですね。

お腹がすいたので、ランチにしましょう。
こんなところで食べたら、おいしいに決まってるじゃないですか!
何が出るかな…?

わぉ!スゴいの出た!
イカスミが練り込まれたパスタに、大好物のカラスミ。
日本では見られない珍品ですね。

次なる目的地、ローマ。
フォロ・ロマーノは、英語で言う「フォーラム」の意味。
昔、人々が集まって、集会をしたり裁判をしたりした場所だそうです。

コロッセオが見えてきましたね。
もともとは完全な円形劇場だったようですが、
今の形の方が素敵だと思います。たぶん。

コロッセオのステージの下は、意外と複雑。
ここに小道具をしまったり、猛獣を閉じ込めたりしてていたそうです。
僕も閉じ込められたい…ウソ。
それにしても、すごいスケール。

スペイン広場の階段を下ります。
我ながら、なかり怪しい。
後で写真を見て、そう自覚しました。

ここは外せないですね。トレヴィの泉。
コインにまつわる言い伝えがあります。

コインを後ろ向きに1枚投げると、またイタリアに来ることができる。
2枚投げると、イタリアで素敵な恋人にめぐり逢える。(やっておけばよかった!)
3枚投げると、その恋人と結婚できる。
4枚投げると、恋人と別れられる。
5枚投げると、この泉の所有者になれる。(ウソ)
100枚投げると、空を自由に飛べる。(ウソ)
1000枚投げると、破産する。(ある意味、本当かもよ)

…なんか、僕にしては珍しく、「観光旅行」になっている。

サンタンジェロ城も迫力がありますね。
テヴェレ川に架かる橋も、いちいち絵になる。

雲行きが怪しくなってきたので、パンテオンへ急ぎました。
ここの天井には丸い穴が空いていて、雨が降ると水の柱が見られるのです。
知ったその日に見られるとは、運が良い!

アルジェンティーナ神殿には、ネコがたくさん保護されています。
ネコには弱いんだわ、ほんと。かわいすぎる。
たまたま(?)持っていた“またたびボール”をあげたら囲まれました。
後に知った「エサやり禁止」。
看板を見る前だったから、悪くないのだ!

バロックの建築家、天才・ベルニーニと奇才・ボロミーニの対決が見られるのはナヴォーナ広場。
噴水がベルニーニ、教会がボロミーニの作品です。

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会は、もともと公共浴場だった場所を
ミケランジェロが改造したものです。
映画で有名になった「テルマエ」ですね。

まだまだいくよ。

カプリ島に行くわけでもないのに、わざわざ治安の悪いナポリにまで足を伸ばしました。
これもこだわり。行きたかった場所なんです。イタリアの港町。
ほら、「ナポリを見てから死ね」って言うでしょう。
だから死ぬ前に見ておきたかったんですよ。
まだ死ぬ予定はないけれど。

頭で卵城が隠れている…。

ナポリの下町。
噂通り、秩序の「ち」の字もない場所でした。
が、クリスマスの飾りを売っている通りは一見の価値アリです。

ナポリに来たら、やっぱりピザでしょ。
こんなに注文してどうすんねん。
食欲では、大食いのイタリア人にも負けないですよ。

ヨーロッパ最古の水族館が、ここナポリにあると聞いて、早速行ってみました。
規模は小さいけれど、古い海中研究所みたいな雰囲気で、威厳がありました。
1874年に、ドイツ人の海洋学者によって造られたそうな。

サンタルチア港の脇のカフェでジェラード。
このようなマリーナは、僕の大好きなシチュエーションなのです。
後に発覚したのですが、後ろに見えている「Zi TERESA」というお店は、
僕の好きなあるマンガに、そのまま忠実に登場していました。
何のマンガか、わかる人いるかな?

ちなみにすぐ横に卵城がそびえ立っていますが、写真を撮っていませんでした。
さっきの写真といい、卵城を完全に無視している…

旅のシメは、ローマのサンティーヴォ・アッラ・サピエンツァ教会での
ヴィヴァルディのコンサート。
後ろにそびえ立つのは、奇才・ボロミーニ設計の聖堂。
清められました。

さて、持ち帰ったお土産の中に、なんとトレヴィの泉が!
我が家のトレヴィには、メダカさんが泳いでいます。
ちゃんと水が流れているんですよ。
これから毎日、これを見るたびにイタリアを思い出すことでしょう。
想い出の一部を持ちかえることができて幸せ。

例の2つ目のミッションをクリアするには、もう何回か行く必要がありそうです。
また近いうちに行くことになるかもしれません。
きっと。

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2 thoughts on “カリブの「勝手に ベニスに死す 続編」

  1. 鈴木 香里武 Post author

    Chieko Yamanaka様

    お気に入りです。大当たりのお土産です。
    今はクロコダイル・バタフライ・プレコという魚が住人に加わりました。

  2. chieko yamanaka

    最後にお土産に持ち帰ったトレビの泉が素晴らしい !
    メダカがクジラのようです !

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