株式会社 カリブ・コラボレーション

29歳になりました

本日3月3日、29歳になりました。
おっと! 20代最後の1年ではないか!

毎年誕生日には1年間のやんわりとした抱負を述べているのですが、
今回はこれからの数年間の抱負を書き残しておこうと思います。

この度、学生に戻ることになりました。

2019年に学習院大学大学院の心理学専攻を修了し、
20年以上にわたる学生生活ももうこれで終わりと思っていたのですが、
どういうわけだか学生でない期間はそう長続きしませんでした。

本日、北里大学大学院の博士後期課程の合格通知をいただきました。
略さずに書くと、
「北里大学大学院 海洋生命科学研究科 海洋生命科学専攻
 環境生物学専門分野 水圏生態学研究室」
心理学時代よりさらに長い呪文のような所属です。

仕事をしながら、本を書きながら、学校で教えながらの研究。
ただでさえ寝る時間がない日々がどうなってしまうのやら。

でも、1月頭に初めて先生にお会いして、1月末に入学を決め、
2月頭に願書を出して、2月末に入試を受けるという、
我ながらものすごいスピード感で道を即決したことを思えば、
おそらく直感が正しい方向に導いたのだと信じています。

入試会場から地方ロケに直行するという初めての経験に
頭がこんがらがったりもしましたが、
こうして誕生日に合格通知をいただけたことも
人生へのプレゼントだと思って、
これからの数年間、思う存分学んで参る所存です。

前置きがずいぶんと長くなりました。
抱負の話でしたね。

入学を即決した理由のひとつが、先生からかけていただいた言葉でした。
「これまでやってきた漁港での稚魚観察は、そのまま研究になり得る。
 漁港だからこそ、タモ網や柄杓ですくうからこそ観察できる
 稚魚の生きた姿からは、まだ知られていない生態が
 見えてくるかもしれない。」

幼少から続けてきた岸壁幼魚採集という活動。
ただただ楽しくてのめりこんでいた“趣味”が、
気づけば発信の“仕事”になり、
この状況に自分でも驚いていました。
ここにきてさらに“研究”に繋がるという物語。
自分の中で、ひとつのステップアップだと感じています。

学ぶこと、見つけること、まとめること、伝えること…
これらを独立した点としてではなく、
リンクさせて1つの立体として膨らませていくことが、
博士後期課程に在学する数年間の目標です。

生きている魚に触れる岸壁幼魚採集家ならではの視点から、
稚魚や幼魚たちの生き様を明らかにしていきたいのです。
だって、彼らの生き様って、ものすごくカッコいいんですもの!
心底惚れているんですもの!

もちろん仕事はこれまで通り続けます。
むしろこれまで以上にやりたいことが
頭の中に渦巻いているので困ったものです。
より力強く泳ぎ回れる30代を迎えるために、
29歳を有意義に過ごして参ります。

世の中がどう変わろうとも、
愛情と彩と夢は人生に欠かすことができません。
本音とか建前とか、意義とか使命とか、そういったもの以前に、
この「好き」の気持ちは何にも勝るエネルギー源です。

いつも見守り、背中を押してくれる家族や人生の師匠たちに、
そして要所要所で道しるべとなり、優しくエールを送ってくれる魚たちに、
全身全霊をかけて恩返ししていくことを、ここに誓います。

2021年3月3日 鈴木香里武

誕生日祝いにとっても素敵な開運花文字をいただきました。
磯邉さま、正木さま、まことにありがとうございます!

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