株式会社 カリブ・コラボレーション

2019年岸壁採集珍魚ランキング発表

毎年恒例、岸壁採集で出会った珍魚ランキングを発表します。

怒涛の深海フィーバーがやってきた2018年。

さすがにあんなことはもう起こらないだろうと思っていたら…

今年も負けず劣らず、夢のような生き物たちに出会うことができました。

前半が珍魚ランキングTOP10の紹介、後半は初採集や最小記録の生き物をメドレーで。

全80種の生き物をご紹介する超大作となりました。

関東近海の漁港で繰り広げられるノンフィクションをぜひご覧くださいませ!

 

<珍魚トップ10>

1位 ヒメクサアジ幼魚 Metavelifer mutiradiatus(3.3cm)
2位 タチウオ稚魚 Trichiurus japonicus(2cm)
3位 テンガイハタ幼魚 Trachipterus trachypterus(3.8cm&3cm)
4位 リュウグウノツカイ稚魚 Regalecus russelii(1.8cm)
5位 アカイサキ幼魚 Caprodon schlegelii(2.5cm)
 ※自宅水槽で育てたところ、アカイサキではないことが判明しました。
  カシワハナダイ、もしくはその近縁種だと思われます。
6位 ヒメ稚魚 Aulopus japonicus(2cm)
7位 アオミシマ稚魚 Xenocephalus elongatus(0.8cm)
8位 ウナギギンポ類稚魚 Xiphasia setifer?(6cm)
9位 ツボダイ稚魚 Pentaceros japonicus(1cm)
10位 ツラナガハギ幼魚 Paramonacanthus pusillus(5cm)
別枠 殻を作りはじめのアオイガイ Argonauta argo(外套長2cm)

 

<初採集の生き物たち(季節順)>

No.1 ヒメダラ稚魚 Laemonema nana(1.7cm)
No.2 クダヒゲエビ類のゾエア幼生 Solenoceridae sp.(1cm)
No.3 テングヨコエビ類 Pleustidae sp.(0.8cm)
No.4 バラフエダイ幼魚 Lutjanus bohar(4cm)
No.5 シロサバフグ幼魚? Lagocephalus spadiceus?(4cm)
No.6 ベニカエルアンコウ Antennarius nummifer(7cm)
No.7 ノコギリハギ幼魚 Paraluteres prionurus(3cm)
No.8 クロスジギンポ幼魚 Aspidontus dussumieri(6cm)
No.9 ウシノシタ類稚魚 Cynoglossidae sp.(1.8cm)
No.10 イットウダイ類のリンキクチス幼生 Sargocentron sp.(2.8cm)
No.11 イシガキフグ Chilomycterus reticulatus(約40cm)
No.12 ハクセンスズメダイ稚魚 Plectroglyphidodon leucozonus(1.3cm)
No.13 ムラサメモンガラ稚魚 Rhinecanthus aculeatus(2.5cm)
No.14 バショウトビウオ幼魚? Parexocoetus mento?(2.8cm)
No.15 ヤッコ類稚魚 Centropyge sp.?(1.8cm)
No.16 オニカサゴ属稚魚 Scorpaenopsis sp.(1.3cm)
No.17 テンクロスジギンポ幼魚 Plagiotremus tapeinosoma(4.5cm)
No.18 ニセクロスジギンポ幼魚 Aspidontus taeniatus(5cm)
No.19 ツバメコノシロ幼魚 Polydactylus plebeius(6.5cm)
No.20 ハナミノカサゴ幼魚 Pterois volitans(7cm)
No.21 ミツボシクロスズメダイ幼魚 Dascyllus trimaculatus(3cm)
No.22 シラコダイ幼魚 Chaetodon nippon(4.5cm)
No.23 コクチフサカサゴ Scorpaena miostoma(11cm)
No.24 ハダカイワシ類 Myctophidae sp.(4cm)
No.25 トガリモエビ Tozeum armatum(4.5cm)
No.26 カイカムリ類のメガロパ幼生? Lauridromia sp.?(甲幅1cm)
No.27 コバンザメ類稚魚 Echeneidae sp.(4.5cm)

 

<過去最小記録更新(季節順)>

No.28 コケギンポ類稚魚 Neoclinus sp.(2.5cm)
No.29 ネンブツダイ幼魚 Ostorhinchus semilineatus(2.5cm)
No.30 ヒメフエダイ幼魚 Lutjanus gibbus(4cm)
No.31 クエ幼魚 Epinephelus bruneus(4.5cm)
No.32 アオサハギ幼魚 Brachaluteres ulvarum(1.8cm)
No.33 クロハギ稚魚 Acanthurus xanthopterus(3.5cm)
No.34 ソラスズメダイ稚魚 Pomacentrus coelestis(1.8cm)
No.35 キリンミノ幼魚 Dendrochirus zebra(4.5cm)
No.36 ダイコクサギフエ稚魚 Macroramphosus japonicus(0.8~1.2cm)

 

<その他のユニークな珍生物たち(季節順)>

No.37 アオイガイ Argonauta argo(殻直径2.5cm)
No.38 ハリセンボン幼魚 Diodon holocanthus(4cm)
No.39 コチ類稚魚 Platycephalus sp.(1~2.5cm)
No.40 カエルアンコウ Antennarius striatus(17cm)
No.41 オキエソ稚魚 Trachinocephalus myops(5cm)
No.42 ウツボ類のレプトケファルス幼生 Leptocephalus
No.43 ハクセイハギ幼魚 Cantherhines dumerilii(9cm)
No.44 シマウミスズメ幼魚 Lactoria fornasini(4cm)
No.45 セミホウボウ幼魚 Dactyloptena orientalis(4.5cm)
No.46 ゾウリエビのニスト幼生 Pariibacus japonicus(5.5cm)
No.47 ウスバハギ幼魚 Aluterus monoceros(15cm)
No.48 アミメウマヅラハギ幼魚 Cantherhines pardalis(9cm)
No.49 サイウオ類の幼魚 Bregmaceros sp.(6cm)
No.50 ダルマガレイ類稚魚 Bothidae sp.(3.5cm)
No.51 ハナビラウオ幼魚 Psenes pellucidus(2.5~4.5cm)
No.52 カナガシラ類稚魚 Lepidotrigla sp.(1.5m)
No.53 ヒメゾウクラゲ Carinaria japonica(7cm)
No.54 オオタルマワシ Phronima sedentaria(1.5cm)
No.55 カミソリウオ Solenostomus cyanopterus(6cm)
No.56 ウキビシガイ Clio pyramidata(1.7cm)

 

<不明種(季節順)>

No.57 イスズミ類?(1cm)
No.58 極美トビウオ類幼魚(6cm)
No.59 銀色の幼魚(2cm)
No.60 オレンジ色のスズメダイ類稚魚(0.8cm)
No.61 テンジクダイ類?(2~2.5cm)
No.62 ベラ類(1.7cm)
No.63 トンガリハダカ属?(1.7cm)
No.64 アカイサキ?(0.8~1cm)
No.65 これもアカイサキ?(1.5cm)
No.66 透明カサゴ(1.5cm)
No.67 イソカサゴ?(1cm)
No.68 もしゃもしゃしてるエビ幼生(2cm)
No.69 クダヒゲエビ幼生?(1.5cm)

 

<見かけたけれど取れなかった魚>

ニジハギ幼魚
タスキモンガラ
ツマジロモンガラ
サザナミヤッコ

 

<例年より多かった魚>

タカノハダイ稚魚&幼魚
ウバウオ
スジモヨウフグ稚魚
モンツキハギ幼魚
コチ稚魚
コショウダイ稚魚
クラカケモンガラ幼魚
ガンテンイシヨウジ
シマウミスズメ幼魚
キヘリモンガラ幼魚
ツマジロモンガラ幼魚
カイワリ幼魚
ハナビラウオ幼魚
ダイコクサギフエ稚魚

 

自分で足を運び、自分で見つけ、自分ですくい、自分で育てる…

その全てを体験できるのが岸壁採集です。

正直、ランキングなんてどうでもいいのです。

珍魚にたくさん出会ったことが重要なわけでもありません。

何よりも伝えたいのは、

漁港の”足元の海”にこれだけ多くの生き物がいるということ。

普段気づかないような場所で、生き物たちはたくましく生きています。

そんな身近な海のロマンに少しでも興味を持っていただけたのなら、

この映像を作ってよかったと思います。

 

令和の時代も、生き物たちのエネルギーがあふれる海でありますように。

 

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