株式会社 カリブ・コラボレーション

周りの話をします

初めから教えられるのではなく、全て自分で考えて自己満足で終わるのでもない。
一度自分で考えて、それを発して、おもしろい部分と抜け落ちている部分をハッキリ指摘してもらう。
僕が思うに、これが、一番身になる勉強です。
あ、勉強といっても、学問ではなく生きるための勉強についてです。

思えば僕は、今まで周りの方々から、そうやって育てていただきました。
何か案を出したとき、「おもしろいね」といった言葉だけが返ってくることは少なく、
「この部分は理解されにくいんじゃないか」というように、責任をもった指摘をいただくことが多いのです。
すると、勉強になると同時に、受けた指摘が納得のできるものか、
つまり素直に受け入れるべきか反論すべきかを見極める能力も育ちます。

初めから全て完璧にできる人はいます。
僕は、そのような能力をもっていなくて、本当によかった。

考える機会を与えてくれる人、見守ってくれる人、
そして真剣に責任ある言葉をかけてくれる人がいるありがたさ。
育ててもらっている、その当事者として、勉強が積み重なり、財産となるありがたさ。
今でも十分感じますが、僕が「見守る側」になったとき、
このように育てていただいたことの本当のありがたさを感じることでしょう。
そのバリエーションに富んだ蓄積が、僕にヒントを与えてくれるのですから。

僕は相当に人付き合いが苦手な性格だと感じます。
それでも、僕が偉そうに会長の座にふんぞりかえっている「カリブ会」というチームには、
気づけば173人もの人が仲間になって下さっています。
年齢も職業も様々な方々が、見守ってくれているのです。
それを考えると、僕の性格も幼少期よりはマシになって来ているのかもしれません。
しかし、「世の中甘くないんだよ」といった責任回避のような言葉を真っ先に返すような人とは、
未だにどうしてもお友達になれないんです。
そういう人より、「ここがお前の弱い部分だ」とまっすぐに言ってくれる人とお友達になりたいです。
そして、カリブ会に賛同して下さっているのは、後者のような方々ばかりです。

なんか、今日、嬉しかったので、ついこんなことを書いてしまいました。

鈴木香里武

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